
今話題となっているインナーマッスルとは?
大切な働きをするインナーマッスル
いつまでも健康で美しくありたいというのは多くの年代の方が望む事です。
そのためにこれは良い!というトレーニング方法や美容方法には、常に前向きにチャレンジする方というのはとてもパワフルであり、成功率も高く、はつらつと輝いていています。
そんなパワフルな方たちの間で美容・健康維持に役立つと今話題となっているのがインナーマッスルです。
インナーマッスルって聞いたことがあるけど一体どんな健康方法?と思う方も多いと思いますが、インナーマッスルとはトレーニング方法や健康方法の名称ではなく、身体の奥深いところの筋肉、つまり内側の筋肉の事を言い、深層筋ともよばれています。
インナーマッスルは姿勢の調整や関節の位置調整といった大切な働きをしています。
このインナーマッスルのおかげで身体をスムーズに曲げる事伸ばすこと、ひねること、回転させることなどが出来るのです。
外側の筋肉、身体の表面にある筋肉はアウターマッスルと呼ばれています。
アウターマッスルは一般的な筋力トレーニングで鍛えることが出来、身体を動かし、運動を行う際にメインのパワーを生み出す役割を果たしています。
アウターマッスルは目に見えて筋肉が鍛え挙げられていくのがわかりますが、インナーマッスルは鍛えても視覚ではっきりとわかるものではないですし、インナーマッスルとアウターマッスルは絡み合った構造となっており、明確に目に見えて分けられているわけではありません。
しかしアウターマッスルと共にインナーマッスルを鍛えることで様々なメリットを得ることが出来ます。
今回はインナーマッスルを鍛えることで期待できる効果やメリット、インナーマッスルの鍛え方についてご紹介しましょう。
インナーマッスルを鍛えることで期待できる効果・メリット
姿勢とプロポーションが良くなる
人から姿勢が悪いと言われるよりも、姿勢が綺麗と言われる方が嬉しいですよね。
インナーマッスルを鍛えると姿勢が美しくなり、プロポーションも良くなります。
インナーマッスルは姿勢保持筋ともよばれ、猫背などで悩んでいる方はインナーマッスルを鍛えることで姿勢改善が期待できます。
関節痛などの悩みを軽くする
インナーマッスルを強化すると関節を安定させる効果が期待できます。
野球やソフトボールなどの肘や肩に負担がかかるスポーツをしている方にとって、インナーマッスルを鍛えることは関節の痛みなどを軽くし、関節を安定させる効果が期待できます。
腰痛の緩和・防止
人間の身体の中央であり、大切な分である腰はインナーマッスルを鍛えることにより、腰痛を緩和・解消することが可能です。
四十肩・五十肩の改善
痛みで肩が上がらない、年齢と共にこんな悩みを抱えている方は多いですが、インナーマッスルを鍛えることにより、四十肩や五十肩の改善に役立ちます。
首や肩が痛いのは枕が原因の可能性もあります。
血行改善
インナーマッスルを鍛えることにより、関節などが正常な位置に戻ると身体の血流も良くなり、肩こりや頭痛、冷え性、改善や代謝促進効果が期待できます。
パフォーマンス能力アップ
インナーマッスルを鍛えることはアウターマッスルに良い影響を与えてくれるので動きがスムーズになります。
加齢とともに転倒しやすくなるので、早めにインナーマッスルを鍛えておくのがおすすめです。
基礎代謝をアップさせる
インナーマッスルを鍛えるとムキムキにはならず、表面からはあまりわからなくても筋力をアップさせ、代謝率を高めることが出来ます。
代謝率が上がれば痩せやすく太りにくい体質を得ることが出来ます。
老廃物を排出
インナーマッスルを鍛えることにより、血流が良くなるほか、身体のめぐりが良くなります。
そのため、デトックス効果も期待できます。
また、インナーマッスルを鍛え、内臓が正常な位置に戻ると冷えや便秘の解消につながります。
インナーマッスルは見た目に美しくバランスの良い筋肉作りには欠かせません。
今までアウターマッスルを日々のトレーニングで強く、美しく筋力アップされた方がより美しさをアップし、短時間でワンランク上を目指すためにはインナーマッスルを強化することが理想的です。
関節を正常な位置になり、姿勢が綺麗で美しく鍛えられたボディは自分自身にも自信が持てるので輝き度が増し、多くの方を魅了し、注目度も高まります。
インナーマッスルを鍛えるための注意点
インナーマッスルを鍛える際にはアウターマッスルのように過度に負担をかけるのは避ける事。
限界まで追い込むようなトレーニングはしてはいけません。
筋肉痛などはないためついついオーバートレーニングとなりがちなので注意をしましょう。
インナーマッスルを鍛える際は正しい姿勢を意識する事。
インナーマッスルは身体のバランスが決まる筋肉なので正しい姿勢を意識して行えばより美しいボディを手に入れることが出来ます。
インナーマッスルを鍛えるトレーニング方法
インナーマッスルを鍛える方法は様々な方法がありますが、ここでは誰にでも簡単にできる方法をご紹介しましょう。
腹式呼吸
腹部のインナーマッスルを鍛えるためには腹式呼吸を覚えましょう。
まず膝を立てて仰向けになり、鼻から息を吸う時にお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませ、吐き切ったら一度息をとめてみましょう。
これを数回繰り返します。
足腰のインナーマッスル
がに股やO脚が気になる方に効果的なインナーマッスルの鍛え方は仰向けになり手を横に置き、腰を浮かせます。
その後片足を45度まっすぐ上に上げて10秒、その後伸ばした足を外側に広げ10秒キープします。
これを両方の足で2〜3セット繰り返しましょう。
またその他に椅子に座って行う方法として背もたれのある椅子に背筋を伸ばして深く座り、まずは右の太ももをてのひら一枚分ほど浮かせ、そのまま右足の膝を前に伸ばし、平らになったらゆっくりと降ろします。
この動作を片方ずつ、10回ほど行いましょう。
全身に効くインナーマッスル
四つん這いになり、手足を肩幅程度に広げます。
そのまま右手と左足を4秒ほどかけてまっすぐに伸ばし、4秒後に元に戻し、戻し終わった時に右手で左ひざをタッチします。
これを10回ほど行った後は左手と右足で10回おこないます。
下半身を鍛えるスクワット
肩幅ほどに足を開いた後足先はやや外側に向けます。
背筋は伸ばし両手は前、背筋を伸ばしたまま膝を曲げて腰を落とし、直角になったらゆっくりと元に戻します。
ひざはつま先より前に出さない事。無理のない回数で続けるのがおすすめです。
ポッコリお腹と太ももを効くレッグレイズ
仰向けに寝て両手を横に広げ掌を地面に押すような体制になります。
両足をゆっくり伸ばし、ゆっくりと挙げていき、90度ほどになったらゆっくりと下げ、地面にもうすぐ着くという所で少しキープします。
これを10回ほど行いましょう。
その他インナーマッスルを鍛える方法には沢山のやり方があります。
正しい方法や自分で鍛えたいところなどはインターネットの動画やインナーマッスルのやり方が詳しくわかるDVDなどがおすすめです。
はじめは無理なく続けられる簡単なものからはじめ、無理のない回数から始める事。
楽しみながら続けることで徐々に結果があらわれてきます。
それと同時にバランスの良い食事と規則正しい生活を心掛け、十分な睡眠をとるようにすること。
アウターマッスルとインナーマッスルを鍛えた後は十分な睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、筋肉疲労を回復させ、美しい健康な身体を作ります。