
ジョギングの適度な頻度はこれだ!
脂肪を燃焼させる効果的な有酸素運動
ジョギングは無理なく続けられる運動としては最適な手段のひとつです。 ジョギングのコースや時間、そして日数などは、自己判断なため適切な頻度がなかなかつかめないものです。 ジョギングが健康やダイエットに適する理由は、何といっても有酸素運動だからです。 有酸素運動とは、呼吸で取り入れた酸素を最大限に利用することで蓄積されている余分な脂肪を燃焼させられる運動となります。 エネルギーの消費は、血液中のエネルギーが使われたあとに内臓脂肪が消費するという順番なのですが、この切り替わりの時間が有酸素運動を続けて約20分後といわれているのです。 それに筋肉の疲労の回復時間を考慮すると、ジョギングの最適な頻度は1回のジョギング時間は20分程度で、1週間に3〜4日、さらには1日置きということになります。 またジョギングにおいて何より大切なことは、習慣化しながら楽しむことではないでしょうか。 ウォーキングとジョギングの違いについてはこちらをご覧ください。
ジョギング頻度が多すぎると浮かび上がるデメリット
毎日続けること、無理にでも頻度を上げながら時間や距離も延長していくといったジョギングスタイルは、本当に体にプラスをもたらすものばかりでしょうか? 自分との闘いや達成感といったことでは、満足度が高くなると思われますが、実はジョギングで体を駆使してしまった場合には、生じてしまうデメリットがあるのです。 体に疲労が溜まってしまうと筋肉も疲労しています。逆に疲労によって筋肉量が増えなければ、脂肪の燃焼がうまくいかなくなります。 また疲れすぎることで、脳はこれをストレスと判断しコルチゾールの分泌をが促します。 コルチゾールは体が飢餓や生命の危機感を感じると守りに入るため、栄養を消費しない方向付けをする物質なのです。 これではジョギングの目的であるダイエットや健康維持に効果があがらなくなってしまいますね。 体の疲労を回復する時間はこういったことからも重要なことということなのです。
筋肉痛があるときはジョギングの頻度を抑えるのが賢い選択
軽く走るジョギングも、慣れない方にとっては、筋肉痛を生じる方もいるかと思います。 筋肉は糸のように細い線維が集まってひと固まりになっています。 筋肉痛とは伸縮性に乏しかった組織に無理がかかり、傷つき、炎症が起きている現象だといわれます。 しかし筋肉はこういった負担をかけることでより柔軟性のある強い筋肉を作ろうという働きがある反面、回復する時間が不足してしまう時は再生力が半減してしまう性質を持ち合わせています。 筋肉の回復時間は、損傷の度合いにもよりますが約48時間〜72時間と一般的に言われています。 筋肉痛を我慢してジョギングの頻度を上げるよりは、1,2日程度は休息をとることが、筋力アップやダイエット効果を上げることになるということです。